記名をする時、何故かいつも太陽マークを名前の横に書いてしまう風名の何気ない日記です。
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此処は、「夕焼けの街」(あーぽんとの共同経営)というオリジナルイラスト・小説サイトの日記コーナーとしてスタートした風名のブログです。
あくまで日記なので、内容は日記以外のなんでもありません(笑
愚痴、戯言、ネタバレなんでも含みますが、どーぞよろしく
あとコメントいただけるととても喜びます。
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ピーターパンであって、魔女っ娘であった季節もありました。
今は、一応、西の国の医学生。 がんばります。
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そうそう 忘れてた!

と 言う訳で、
追記に、 課題研究の発表会の翌日(?)に書いた
お兄ちゃん視点の 完全なる蛇足物語を 載せておきます。

元々、
和彩ちゃんと涼伶くんは、
まぁ 性別が逆ではありましたが、
(和彩くんと 涼伶ちゃんでした)
どっちが主ということもない、
同等のキャラだったので、

あんなに和彩ちゃんだけが 世の中に出るのは 可哀想かな、と思いまして。

だって、 不特定多数に配られてしまったよ!
後ろの席の野球部の子、 そんな柄に見えないのに、 すっごく大事そうに 本をファイルに仕舞って 持って帰ってくれてたよ!! 地味にうれしかったし。
(読んでくれたかどうかは知らないけど)

不特定多数という意味では、サイトに載せてる文章の方が かなり多くの人に公開されてるのですが、
如何せん、
宣伝してませんからねー!
完全なる 自己満ですからねー!!(←

というわけで、
此処に 載せます。

あ、
でも、 課題研究の冊子を持ってる人は 読まない方がいいと思います。
時間かけた課題研究に比べて、 突発書きのこれは ただの駄文です。
いや 課題研究も駄文だけれども。
今回のは ただ単に書きたかっただけです。

他のメンバーさんが書いたお話のコンセプトがブラコンだった・・・ということからのインスピレーションなのですが(←かなり間違った解釈

ちょっと 気持ち悪いわー
シスコンすぎるわー

そしてぼんやりと思う。
・・・おにいちゃんか 弟 ほしかったな。

あ、忘れてましたが(part.2) 今日はちび従弟くんの誕生日。

朝電話したら、 自転車もらったー!って喜んでました。

が 吃驚したのが みどる従弟くん(←) の声。

・・・ うわー 低くなってるー・・・
目のおっきな 二重瞼の 貴公子みたいな すっごく可愛い子だったのに、
その 低い声 だめだよー・・・ 可愛くないよー・・・

最後に会ったときに、もう既に身長は抜かれてたので、
なんか
もう
非常に 逢うのが 怖いです。

13歳ってそんなもんなのね・・・++;

でも 従弟くんたち 二人とも 大好きです!
いつ会えるかなー

あ 従兄殿も大好きだけどね!
でも 最近 相手してもらえないもん・・・ 受験頑張ってください。



 


「誕生日に何がほしいの」
何年前だっただろう。
お袋は、妹に尋ねた。
妹はんーっとね、と微笑む。
幸せそうな笑顔。
「いっぱいあるんだけどね、」
俺はなんとなく次の言葉が予測できて、
釣られて小さく微笑んだ。
今のこいつがほしいものそれは…
「かずさは…」


++赤い風船++


「雨森くん。これ、頼まれてたノート。」
「あ、さんきゅ。明日までには返すな。」
「うんよろしく。」
普通の日常を送る普通の大学生として、雨森涼伶は日々を送っていた。
借りたノートを鞄に大切に仕舞いながら、話しかけてきた彼女が何か言いたげにしてることに気付く。
顔を上げると、思いつめたような表情を、彼女は浮かべていた。
「あのさ、日曜日のお祭りは…」
「わりぃ、お袋と約束しててさ。今年だけは10年の節目だから…ごめんな。
 代わりに隣町である来月の祭りは、一緒に行けるからさ。」
涼伶は、ずっと用意していた答えをすらすらと返す。
彼女はその答えに目を白黒させた。
「あ…え、と だめ…あ、ほんと?」
一人百面相。刻々と変化するその表情を眺めているのが、面白くて、涼伶は一人笑う。
「嘘言ってどうすんだよ。金魚、買ってやるから、今週のことは許せよな。」
「やったぁ!楽しみにしてる!」
表情がここまで細やかに変わる人間を、涼伶は他に、一人しか知らない。
…いや。
もう、知ってはいない。
「…花火あるのに、ごめんな。」
「大丈夫よ。久々に友達と遊ぶから。」
―― 雨森君も、楽しい時間を過ごしてね。
彼女はそう言って、時計を確認する。
「あ、時間!」
涼伶よりずっと物好きな彼女は、少し多めの授業を取っている。
暇人とは違うのだ。
また後でね。そう微笑んで、彼女は駆けていった。
走り方も、似ていると思う。
だから、惚れたのかもしれない。

「シスコンだよな」

「ほんとにな」
思わず返ってきた答えに、慌てて振り向く。
同郷の友、楠木 空 が笑っていた。
「またはマザコンかもな。彼女とのデートを断って、親孝行…」
「当たり前だろ。妹の好きだった花火大会なんだ。」
涼伶が口調を強めて言うと、空は遠くをみる目をした。
「そっか、また一年経つんだな。
 今度の花火大会は 和彩ちゃんの命日と重なってるじゃねぇか。」
「それと親父の、な。 …家族を大切にしてるだけだよ、俺は。」
「ま、否定はしねぇよ。」
―― だけど、可愛いじゃねぇか、和彩ちゃん。
空は今でも、涼伶の妹について話す時に、現在形を使う。
傍から聴けば不思議なのかもしれないが、涼伶は、そんな会話にはまったく違和感を感じなかった。
「だろ。自慢の妹だもんな。」
「だから、シスコンだなって言われんだよ。」
「大丈夫。言ってくれるのはお前だけだ。」
肩を軽く叩きあって、二人でからからと笑う。
そう。
涼伶にとって、親父や妹は、まだ生きている。
そんな存在だ。
…火葬場で見送ったし、骨だって掻き集めたけれど、
そんな気がしてる。

だから。

「祭りの日の昼間にさ、風船、飛ばそうぜ。」
涼伶はずっと考えていた案を口にした。
友は目を大きく見張る。
どうして、と言おうとしたのだろう。
口も真ん丸に開き…、
そして 納得したように大きく頷いた。
「あぁ、そっか。」
「うん、そうだよ。
 じゃ、あと三十分はあるから、買いに行こうぜ。」
涼伶はいきおいよく席を立つと、荷物を持った。
空も自分の荷物を手に取る。
「…妬くな。お前の彼女さん。」
「大丈夫だよ。彼女は、似てるんだ。」
「あーあ、やっぱりシスコンだな。源氏のマザコン並みのシスコン」
今も昔も、変わらねぇな。
空はそう言いながらも笑ってる。
涼伶も笑う。
だって、
あんなに笑顔が似合う少女の 弔いなのだから。
笑顔以外の表情なんて、必要ない。

「金、出せよー」
「…まぁ、風船程度なら出せるよ。お前と違って、他のトコで節約してるからな。」
「よく言うぜ。」
大学生、しかも男二人、風船を買うのは少し恥ずかしい。
だけど。

いつまでも、笑っていてほしいから。

「赤い風船をお願いします」

++++

かずさはね。
赤い風船がほしいの。


2010.2.4
 

安上がりだな とは思わなかった。
こいつの こんな無邪気さが 大好きだったから。

今でも・・・・・・。



追伸:火月ちゃんとのリレ小二回目回ってきましたー
    火月ちゃんの書く男の子がかっこよすぎて、
    私は 自分の書いてる女の子と共に きゃっきゃ 言ってます(←

    でも暫くは 他の男の子に目移りしてなきゃいけないので、
    無邪気なお嬢さんを 丁寧に描きたいと思います。

    次はどんな風にかこっかなぁ。





天秤にかけて量る
大切なものとどうでもいいもの
必要なものとなくてもいいもの

同じ重さのものなんてないから
天秤は傾く
右に、左に。

ゆらゆら
ゆらゆらゆらゆら
ゆらゆらゆらゆらゆらゆらゆらゆら

それでも。

ほんの何秒か待てば。

ほら
あきらか
・・・ 結果が見える

大切なものが 下にある。
なくてもいいものが 上にある。

上にあるものを手にとって、、
ぽいって投げれば、
それで良いんだ。

それだけで 私は 歩いていける。
自分に背負えるだけの荷物で
楽しくこの路を進んでいける。

わかってる。

だけど!

だけど・・・


・・・ステラレナイ

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