いつも不思議なのだけれど、
たとえば　君が見つけた地図に書かれた宝を
僕が見つけたとすると
勿論　宝は　僕のものなのだけれど、
君がいなければ宝は見つからない訳で、
それなら山分けするべきなんだろうが、
僕も人の子で、
欲深い性であるのだから、
逆に君を殺してしまうなんてことさえも起こる。

＊　＊　＊　＊　＊

「だけど、僕は君を殺さないよ」

全く信憑性がないタイミングでわが親友は俺の喉元に剣を突き付けたままそう哂った。

＊　＊　＊　＊　＊

殺すとは、息の根を止めるということなのだろう。
鎖につないだまま放置することは、確かに世の中一般的に殺すと称される行動であるが、
それでも、直接に息の根を止めることはないから、
奴の言う「殺す」の定義には合わなかった。
そういうことらしい。

俺は、「元」親友の手によって鎖に繋がれたのだった。

＊　＊　＊　＊　＊

こんばんは
非常に不安定な風名です。
さようなら

＊　＊　＊　＊　＊

大好きな物語はいつだって自由を勝ち取る物語。
完璧なる存在がいて、
そしてその存在を目指す誰かが正義を貫く物語。

＊　＊　＊　＊　＊

茶番。

それでも私は永遠にヒーローを夢見る。

＊　＊　＊　＊　＊

ヒーローに近づけない自分はもう何もできなくて。

医者としての未来は嘆いても
世界の未来は語らない

大学生とはこの程度か

大学行って帰宅してごはん作って食べて遊んで寝る。
大学行って帰宅してごはん作って食べて遊んで寝る。

くりかえしくりかえしくりかえし

不毛な時間に嫌気がさした

１人で「何をしよう」と考えるといつもこう

ぐらぐらと揺れて　もやもやに巻かれ　叫びだす