さぁ、ここに恋する少年が一人いたとしよう。
相手は高嶺の花。髪の長い美しい女性。
そう、所謂片思いだったとする。
少年―― まぁ要するに僕な訳だが、
設定としては、駄目人間だ。
ただの音痴に加え、運動音痴、恋愛音痴。
見た目も中身も冴えない奴。
彼女の瞳にさえ映らない自分に、自信を持つなんてこと、不可能と言っても何分差支えない。
・・・と言っても始まらないので、
まぁ いちお、「告白する」という勇気を持ったことにしておく。
それでは 考えてみてくれ。
小心者の僕は、きっとさまざまな不安を抱える。
まず
僕に好かれた人間は、そのことを幸せに思えるのか、 ということ。
結果のことじゃない。
別に、断られたって良い。
相手が気分を害さないか、というのが不安なんだ。
人に好かれることが嫌な人はいない、なんて応援のメッセージをよく見るけど、
それはどうだろうか?
普通の人間は見ず知らずの殺人者に愛されて喜ぶか?
答えは 多分 ノーだ。
寧ろ気持ちが悪いだろう。
僕は別に殺人者ではないが、良い人間という訳でもない。
寧ろ、嫌な奴だ。
自分で分かるくらいに、嫌な奴。
そんな奴から好かれている自分に、彼女は嫌悪感を抱いたりしないのだろうか。
次に
迷惑をかけていないか、ということだ。
もし僕の知らないところで、彼女に相手がいるとして、
僕のせいで相手の周りの人間関係が壊れたらどうする。
僕が望むのは、彼女の幸せ。
そして、追加で、おまけの玩具で、自分がそこに共にあることなんだ。
それなのに、彼女の幸せを壊したら、
どうする?
それこそ死刑物ではないか。
そして最期に
拒絶された時の自分のショックだ。
決意した後に何を言うとか思われるかもしれないが、
これは、重い。
もし、僕の手に何もつかなくなったら、どうする?
ただでさえ駄目人間なのに、何もできなかったらただの屑だ。
そんな僕は、
やっぱり惨めだ。
どうするか。
どうしようもないのだけれど、
ただ 悩んで、時を過ごすだろう。
と、まぁ、ある駄目男の恋愛を考察してみた訳だが、
告白したところで 何の意味も持たないと思わないかい?
だから僕は、ずっと片想いをしている訳だ。
けれど それ故の停滞。
嫌じゃない、と言えば 嘘になる。
前進を夢見る。
もし・・・いや 確率的には確実にそうなるのだが、
後退・・・どころかふっとばされて、戦線から離脱しても、良いじゃないか。
人間というものは大概がギャンブラー。
夢を見るようにできている。
だから 僕は迷うんだ。
さぁ、どうする 自分・・・・
ooooooooooooooooooooooooooo
バレンタインをふまえて呟いてみました
小説、とは言えないかもしれないけど、 小さな説を並べてみた。
・・・・ うーん・・なんなんだ これは。
昨日、もちキャラさんたちのお話を書いてたんですけど、
今日になって
「明日 世の中はバレンタインだー!」と 思い出しました
(現実世界《=マイクラス》では、テスト終わった後にチョコを渡すということになってます)
昨日書いとけばよかった(ぉぃ
去年は なんやかんやいって 2月11日。 私が今の学校に通う原因になった、推薦入試の前日に お話を書きましたね。
レイニープレディション だったかな・・・雨の予感。
相も変わらず 擬似戦場のお話ばかりです。
擬似、ってのは・・・ だって ほら、 本物の戦場を知らないから。
こんなだったのかなー (科学技術的には 日露戦争あたりの戦いかな・・・ 設定時代は近未来 笑) って思いながら書いても、 多分 それは 嘘にしかならないから・・・ですね。
ま でも バレンタインはしなくても いっか。
こないだの激甘プリンが 珍しく恋のお話だったので。
・・とか言いつつ、テスト前なのにUPされてたら「馬鹿だなー」と笑ってやってください
追伸。
小ねたにもならないのだけれど、
世界史の問題
「ピカソが絵に書いた戦地は?」
・・・ ベロニカ! って書きそうになりました。
ゲルニカですよ・・・ ね? あってますよね?
一歩間違うと ゲロニカになりそうだった・・・・ あれ・・・どれが正解だっけ・・・++;
AquaTimez はテスト泣かせです・・・
ダレカの地上絵! って書いたら、どーすんだ(笑

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