行ってきました　硫黄島。　（まさか、本物の島に行くわけはないけれど。）

　という訳で、　タイトルは、　清水さんの台詞から想像した（寧ろ創造した？）言葉です。一番のお気に入りは「本土に居る妻や子供が一日でも平和に暮らせるなら、此処を守る意味はあるんです」みたいな栗林さんの台詞ですが、　しかし　それはあまりにもCMで流れすぎています。　あとは「いつでも私は先頭にいる」みたいなのもありますけど、あの台詞は二回も発されたので。

　さて。

　　　日本兵がアメリカ兵をちゃんと手当てしてあげて、捕虜に対して優しくしていたり

　　　転じて別の人間は　アメリカ兵を　虐待していたり

　　　投降しようとしてみたり、

　　　でもそしたら　気まぐれで殺されてしまったり

　　　上官の武器を奪われたのに憤慨して　米兵に襲い掛かったのに

　　　情けで殺されず、　捕虜にされて生き残ったり

　　　天皇陛下のために、　生命と引き換えに敵兵の戦車を壊そうとしたら、

　　　そのまま　相手に捕まって生き残ったり

運命って残酷だなと　思います。

　そして　戦争って酷いな　と思います。

　　もし　これが断片なのだとしても

　　　　本当の戦争と比べると、美化されていると言えるものなのだとしても

　　　　　　　　これを再現してはいけない。

なんて言いながら、　外国ではやってるんですよね。　戦争。戦。　殺し合い。

　顔を焼かれて亡くなった人。　顔だけじゃない。　全身を焼かれる様子もありました。

映画だけど。　　所詮　作り物だけど。

　けれど、　それでも　こんなに悲惨なんです。　本物がどれだけなのか…

想像できません。

　　　　　　創造してはいけません。

そう、　思います。

それと同時に。

　　　学校で教える‘日本が不意打ちした。’‘中国の人を虐殺した’…その他もろもろ。

全て本当のことです。　それは確かですし、反省すべきです。

でも、　私は。

　　　日本兵の素晴らしい所を　学校では習ってないような気がします。

こんなに、　頑張ってたんだ。

　戦争、やりたくなかったんだ。

　　そう言う人もいたんだ、　って話、

　　あんまりしてもらってない　と思うんです。

　みんな　かっこよかった。　…なんてものじゃないことは　　聴きました。

そんな誇りとか、全然持てなかった戦場だと聞いています。

けれど、　そう　後から、

　後の世の人には、　誇っても良いんじゃないかと　思うのです。

「お前等、　俺たちが頑張ったからこそ　生きてるんだぜ！！お前等の平和のために戦ったんだぜ」って。

　　　　…　日本人の代わりに、　そのことを　日本人に伝えた　監督＆スタッフの皆様に感謝します。

　イーストウッドさん。　スピルバーグさん。…　この映画が、アメリカで、　海外で　どんな評価を受けるかは私には分かりません。　　けれど、私は、少しでも　戦争の一面に触れることができたこと、　良かったと思います。　あくまで　一面。　一断片ですが。　

　そして、　みなさんにも　見ていただければな　って　思います。

　重いけど。　　

　　　見ていて辛くなることもあるかもですが。

そんな感じで　レイトショー強行突破（年齢伏せて）の報告でした。

　　　で、パンフ。　試写会で見た映画の分まで買ってきました。　イェイ