目で見たって　わからない

・・・　って　書いてあった。
7章。
4年前。
・・・　書けよ。自分。
人食い人種の話だろ？

と　全力でつっこむ　テスト前。
正直

・・・　わからん！

最近　せっかくラインで　スカイドライブ作ったよーっていう人がいるっていうのに
私のドロップボックスをつなぎたい！と言ってくれる人が　増えて
友達いっぱい気分。

まぁ　中身は　弓道部のデータなんですけど。

「激昂してたな」
「激昂してたよ」
「具合悪かったからな」
「それは言い訳だね」
「潔いな」
「そうでもないよ」

――　知ってるだろう？

ふっと笑って友は続けた

「俺はお前の幸せを諦めなかったつもりだけど？」

俺はその言葉に笑みで答える

「だろ？」

友が得意そうするから、俺は小さく首を振る。

「…少し違うか」
「違う？」
「違うだろ」

呼吸を置いた。
小鳥の鳴き声が聞こえた。

「俺らは世界の幸せを諦めなかったんだ」

それが俺らの使命だったから。

「それは涼の話だよ」
「さぁ、どうかな？」